日本テクノのお客さまが取り組むDR(デマンドレスポンス)事例を紹介します

市場動向を意識した「上げDR」

市場の動向を意識して電気を使う

スタッフ全員で意識しているのが「卸電力市場に再エネ由来の電気の供給量が増える時間になるべく電気を使うこと」。そうした時間を選んで使用予定の部屋の空調を稼働する「上げDR」に取り組んでいる。「基本的に、お客さまの動きはコントロールできません。それでもこちらで先回りしてあらかじめ冷やしておくことでその後の稼働がある程度抑制できます」。社員の一人ひとりがSMART CLOCKで市場の動向を把握して館内の空調稼働を見直すなど、積極的に電力使用をコントロールする習慣が身についている。

DR実施のポイント

1太陽光発電が増加する日中に館内を冷やす

市場の動向はSMART CLOCKで確認できる
チェックイン前に客室を冷やしておく
〈同ホテルの「上げDR」の具体的手法〉

関連記事

  1. 【塗料製造会社のDR事例】市場価格を確認して工程を動かす

  2. 【水産会社のDR事例】時間・価格によってすることを決めておく

  1. 空調・照明の「要」「不要」を見極める!

    2024.04.04

  2. 「電気は使って当たり前」という意識が変わった

    2024.03.21

  3. 省エネ意識の裾野を拡大!めざすは100人体制の省エネ

    2024.03.07

  4. 「見える化」が注意を喚起、課題は店舗の省エネ

    2024.02.22

  5. 「見える化」を活用し、業務品質を高めていく

    2024.02.08

  6. 凡事徹底の教育方針が「見える化」を後押し

    2024.01.25

  7. オフィスの省エネは空調で工夫、CO2削減を進めたい

    2024.01.18

  8. 空調の稼働抑制を実現した現場の工夫

    2024.01.11

  9. 店内改装で空調台数増加、電気の使い方をさらに意識する

    2023.12.21

  10. 未来を担う子どもたちとともに省エネを進めたい

    2023.12.07

  1. オフィスの省エネで48コマ設定を使いこなす!

    2022.10.06

  2. アドバイスで実現した 年間約100万円のコスト改善

    2016.12.20

  3. 【小売業の省エネ】省エネとサービスの両立。 一歩踏み込む勇気が…

    2019.10.10

  4. 2_imamuraw1200

    幼い頃から時計で環境教育 「先生もう黄色だよ~」

    2019.05.09

  5. SMART CLOCKは麺の包装工程室に設置

    【製造業の省エネ】契約電力を前年比26.8%改善、カギはピーク分散…

    2021.09.09

  6. シフト調整を行い工場の稼働を停止

    2022.09.08

  7. 「見える化」の重要性を再認識 時間帯に応じた取り組みで省エネを…

    2014.01.24

  8. 【小売業の省エネ】「我慢」と「ケチり」はしない、浮いた分は全員…

    2020.08.27

  9. デマンドピークの原因は照明 「見える化」で正しい対策が可能に

    2013.05.01

  10. 【小売業の省エネ】「見える化」でよりコストへの意識が深化する

    2020.04.09